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ナポレオン ~ 『大貧民』に勝るトランプゲーム
2008/06/11
【本日の海外情報 人気ブログランキング】
本日はオーストラリアと無関係な、トランプのお話w
クーンズバースデー(Queen's Birthday:イギリスの女王誕生日)で3連休だったオーストラリア。ゴールドコーストでもサーファーズパラダイスで花火があったので見に行ったのですが、やっぱり日本の花火と違ってとてもささやか・・・。花火の合間に40分も休憩時間があったので、僕ら4人はトランプをして暇を潰す事にしました。
日本人のトランプ勝負と言えばやっぱり『大貧民』!地域によっては『大富豪』とも呼ぶそうですね~。オンラインゲームでもやっぱり人気。
追加ルールにかなり詳しい子が居たので、『階段革命』・『階段縛り』・『都落ち』などを踏まえた高レベルなバトルが展開。案の定、ゲームは白熱して友人宅で延長戦をする事になってしまったのですが、しばらくして一人が「そろそろ他のゲームしない?」との提案。
そこで僕が提案したのが、子供の頃に母親から教わった『ナポレオン』。トランプゲームでは珍しい団体戦のゲーム。中々知ってる人がいないんですよねー!
知らないゲームと言うことで最初は乗り気じゃなかったものの、プレイし始めるとさっきまでの大貧民は何処吹く風・・・信頼とチームワーク、騙し合いと蹴落とし合いの超白熱バトルに進展、、、
今日の記事は、そのトランプゲームナポレオンの簡易ルールと、いかにこのゲームが嫌らしく、かつ中毒性が高いかをご説明いたします・・・。
先に紹介する必要があるのがこのゲームの原点。ルーツはイギリスで発祥した同名のゲーム、Napoleon(略称: Nap)にあるのですが、僕が紹介するのは日本版のナポレオン。どちらも、Windows にも付いてくるトランプ・ゲーム『ハーツ』(Hearts)などに代表される『トリック・テイキング・ゲーム』(Trick Taking Game)の一種に分類されます。
名称:ナポレオン(日本版)
人数:
正規ルールに関しては良く説明されたサイトがあるので、こちらもご参照下さい↓
ウィキペディア - ナポレオン (トランプ)
Rez de chaussee - トランプゲーム「ナポレオン」
北大奇術研究会 - ナポレオンマニュアル
勝利条件:
ジョーカーを抜かした52枚のカードを、各プレイヤーに13枚ずつ全て伏せて配ります。このカードで13ラウンドのトリックをプレイし、『ナポレオン軍』と『連合軍』とで回収した『絵札』(各スートの10、J、Q、K、A、合計20枚)の数を競います。トリックのプレイ方法に関しては後ほど詳しくご説明いたします。
ゲーム開始前 - 『ナポレオン立候補』と『副官任命』:
各自13枚のカードを受け取ったら、手札に自信のあるプレイヤーは『ナポレオン』に『立候補』できます。正規ルールではここでナポレオンになる権利を賭けた『競り』が行われるのですが、簡易ルールではもし複数人が立候補した場合、ジャンケンでもして適当に決めますw
次に、ナポレオンになった人は『副官』を任命します。その方法ですが、例えば「『ハートのA』を持っている人、副官です」といったふうに、カードを指定することでそのカードを持っている人が着任します。基本的にはナポレオン自身が持っていないカードの中で、最も強いカードを指定します。自分の持っているカードを指定して、1対3でプレイする事も可能ですが、正規ルールの様な『ポイント制』を設けていない場合は無意味ですので。ちなみに、副官に任命された人は、自分が副官であることを公表してはいけません。
このゲームの醍醐味は、いかに副官に任命された人が自分が副官である事を隠し通せるか?にあります!誰が副官であるかは、本人以外には分かりません。その為、ナポレンは自分を手助けしてくれる『内通者』を、連合軍側は自分達の中に居る『裏切り者』を探りながらゲームをプレイしていくという設定ですね。
例えば『ハートのA』をナポレンが副官に指名したとします。『ハートのA』を持っている人は、出来るだけゲーム後半までそのカードを使わないよう心がけ、実は自分はナポレオン側であるという事実を連合軍側に悟られないようにする必要があります。バレてしまえば、敵対されてしまいますからね。ここで注意点は、『スペードのA』の副官任命は禁止する事とします。この簡易ルールは正規ルールより少人数であるため、ゲーム中最強である『スペードのA』を副官にしてしまうとナポレオン側が強くなりすぎてしまうためです。
実際のプレイ - トリックテイク:
最初のラウンドはナポレオンの『リード』から始まり、時計回りにそれぞれカードを一枚、場に出していきます。全員分(この簡易ルールの場合は4枚ですね)が出揃った時点で一番強いカードを出した人が勝ちとなり、場に絵札がある場合はそれを『得点』として回収する事ができます。
カードの強さは、リードの人(最初のラウンドの場合はナポレオン)が出したカードのスートに依存します。例えばリードがハートを出した場合、残りの4人も必ずハートを出さなくてはいけません。場に出たハートのカードの中で最も数字の強いカード(A、K、Q、J、10、9、...、2の順)を出した人が、そのラウンドの勝者となります。もしハートを持っていなかった場合はそれ以外のスートのカードを出せるのですが、いくら大きな数字を出しても勝つことはできません。ただし『スペキュレーション』と呼ばれる『スペードのA』だけは例外で、そのラウンドのスートに関わらず、無条件で勝つ事ができます。
強さの順序(ラウンドのはじめのカードがハートだった場合の例)
= スペードA > ハートA > ハートK > ... ハート2 > その他のスートのカード
そのラウンドで勝ったプレイヤーにはリード権が与えられ、次のラウンドではその人から順にカードを出していきます。全13ラウンドが終了した時点で、回収した絵札の合計枚数が最も多かった陣営がそのゲームの勝者となります。
ゲーム進行:
『スペードのA』はゲーム中で無敵のカードです。たとえリードのスートがスペードでなくても、どんな状況下でも勝つことができます。正式名称は『スペキュレーション』。
切り札:
『切り札』は、ナポレン立候補時に『最低勝利得点』と共に提示する事ができます。『切り札』に指定されたスートは、リードの出したスートの影響を受けなくなり、無条件で他のスートのカードよりも強くなります。
例えば『切り札』がハートに設定されていたとしましょう。リードがクラブのカードでラウンドをはじめ、残りの3人がクラブの中で最も高い数字である『クラブのA』を含むクラブのカードを出したとします。これに対してもし最後の5人目がクラブのカードを持っておらず、代わりに『ハートの2』を出した場合、数字では最も小さいのですが『切り札』に指定されている為、5人目のプレイヤーの勝ちとなります。ただし、『スペードのA』には勝てません。もし『切り札』が場に2枚以上出ている場合、その中で最も強い数字のカードの勝ちとなります。
ですので、『競り』で『切り札』を選ぶ際は、自分が最も多く強い手札を所持しているスートを選ぶのが一般的です。
表ジャック:
『表ジャック』とは、『切り札』に指定されているスートの『J』の事です。このカードは同じ『切り札』の中でも数字の大きいA・K・Qよりも強くなります。
例えばハートが『切り札』に指定されていて、場にハートの中で最も強い『ハートのA』が出ている場合。ここで、『表ジャック』である『ハートのJ』を出せば、その人の勝ちとなります。
ですので、『競り』で『切り札』を選ぶ際は、そのスートの『J』を所持しているかも考慮すると良いでしょう。
裏ジャック:
『裏ジャック』とは、『切り札』に指定されているスートと同じ色の『J』の事です。このカードは『表ジャック』の次に強いカードとなります。
例えばハートが『切り札』に指定されていてる場合、『表ジャック』が『ハートのJ』であるのに対して『裏ジャック』は同じ赤色の『ダイアのJ』となります。この例ですと、『ダイアのJ』は『ハートのJ』以外の全てのハートのカードよりも強くなります。
ですので、『競り』で『切り札』を選ぶ際は、同じ色のスートの『J』を所持しているかも考慮すると良いでしょう。
ノートラ:
『競り』の際に『切り札』を指定しない事です。評価としては、『切り札』を指定した場合よりも低くなります。スペード > ハート > ダイア > クラブ > ノートラ という順になるという事です。
また、『ノートラ』の場合は『切り札』のスートがないので、『表・裏ジャック』は存在しない事になります。
セイムツー:
『セイムツー』とは、場に出ているカードが全てリードと同じスートである場合に限り、『2』が『スペードのA』と『表・裏ジャック』の次に強くなるというルールです。
例えば場に出たカードが全てハートでその中に『ハートの2』があれば、『表・裏』ジャックが含まれていない限り、その人の勝ちとなります。逆に、一枚でも他のスートのカードが混ざっているとセイムツーは適用されず、スート中最弱のカードと言う通常の扱いになります。
ですので、『2』のカードは全員が全てのスートのカードを所持している確率の高い、ゲーム序盤で使用されるケースが多いです。
よろめき:
『スペードのA』と『ハートのQ』が同時に場に出た場合、『ハートのQ』の勝ちとなります。
よろめき返し:
『スペードのA』と『ハートのQ』に加え、『ハートのK』が同時に場に出た場合は『ハートのK』の勝ちとなります。
よろめき返し・返し:
『スペードのA』と『ハートのQ』、『ハートのK』に加えて、『ハートのA』が同時に場に出た場合は『ハートのA』の勝ちとなります。
ジョーカー:
『ジョーカー』を入れてプレイする場合、ナポレオンが交換可能なカードの枚数が追加したジョーカー分だけ増ます。『ジョーカー』のトリックプレイに関するルールはいくつかあります↓
ジョーカー請求:
『クラブの3』をリードした場合、『ジョーカー』を持っている人は必ずジョーカーを出す必要があります。
裏切り:
副官は『クラブの10』を出す際に、『裏切り』を宣言する事で連合軍側になれます。副官の人がナポレオンの人を蹴落としたい時など、特に有効です。
ナポレオンによる裏切り:
ナポレオンは『クラブの10』と全ての『ジョーカー』を持っている場合、それらのカードを出してしまう前に公表して『裏切り』を宣言すれば、連合軍側になれます。この場合、ナポレオン軍は副官のみとなり、まず敗北に追い込まれます。ナポレオンが確実に勝ち点を上げたい時などに有効です。・・・もしくは無差別な嫌がらせ。
革命と凱旋:
ナポレオン軍が20枚全ての絵札を入手してしまうと、『革命』が起こりナポレオン軍の敗北となります。ただし、『競り』の際に『最低得点』を20点にした場合のみ『革命』は起こらず、ナポレオン軍の勝利となります。
オープン・リード時の切り札禁止:
オープン・リード(ナポレオンがリードをする、はじめのラウンド)のみは、『切り札』でリードすることができません。このルールが適用されている場合、手札が全て同じスートだった人はナポレオンに立候補する際、そのスートを『切り札』に指定してはいけません。また、カード交換の際も『切り札』一色にならないようにする必要があります。
オープン・リード時のセイムツー無効:
オープン・リード(ナポレオンがリードをする、はじめのラウンド)時のみは、『セイムツー』のルールが無効となります。
オープン/クローズ時の役札無効:
はじめのラウンド(オープン)と最後のラウンド(クローズ)の場では、『役札』の特別効果が無効となります。『役札』とは『スペキュレーション』と『表・裏ジャック』の事です。つまり、『スペキュレーション』はただの『スペードのA』に、『表・裏ジャック』はそれぞれのスートのただの『J』に成り下がるというわけです。
・・・とまあ、こんなカンジのゲームなわけですw
ゲーム中、お互いに熾烈な騙し合いを仕掛け合います。自分は副官でもないのに、ナポレオンの人にさりげなく合図を送ってみたり・・・。同じ陣営だと思っていた人が実際に仲間だった場合は、手を取り合って大喜び。しかし、騙されていた場合は掴み掛からんばかりの修羅場が展開します・・・(^^;)
プレイの戦略ももちろんですが、演技力がかなりモノを言う、とても嫌らしいゲームなんですよねー。 特に副官・ナポレオンの裏切りルールを適用した場合などは、酷いいがみ合いになります(笑)あ、ちなみに教え主の僕は惨敗しました・・・だってみんな怖いんだもん(><;)
ご興味のある方は、是非、試しに遊んでみて下さい。中毒症状を起こす事、請け合いです☆
↓ランキングに参加しています。裏切り者に、裁きのクリックを・・・

本日はオーストラリアと無関係な、トランプのお話w
クーンズバースデー(Queen's Birthday:イギリスの女王誕生日)で3連休だったオーストラリア。ゴールドコーストでもサーファーズパラダイスで花火があったので見に行ったのですが、やっぱり日本の花火と違ってとてもささやか・・・。花火の合間に40分も休憩時間があったので、僕ら4人はトランプをして暇を潰す事にしました。
日本人のトランプ勝負と言えばやっぱり『大貧民』!地域によっては『大富豪』とも呼ぶそうですね~。オンラインゲームでもやっぱり人気。
追加ルールにかなり詳しい子が居たので、『階段革命』・『階段縛り』・『都落ち』などを踏まえた高レベルなバトルが展開。案の定、ゲームは白熱して友人宅で延長戦をする事になってしまったのですが、しばらくして一人が「そろそろ他のゲームしない?」との提案。
そこで僕が提案したのが、子供の頃に母親から教わった『ナポレオン』。トランプゲームでは珍しい団体戦のゲーム。中々知ってる人がいないんですよねー!
知らないゲームと言うことで最初は乗り気じゃなかったものの、プレイし始めるとさっきまでの大貧民は何処吹く風・・・信頼とチームワーク、騙し合いと蹴落とし合いの超白熱バトルに進展、、、
今日の記事は、そのトランプゲームナポレオンの簡易ルールと、いかにこのゲームが嫌らしく、かつ中毒性が高いかをご説明いたします・・・。
先に紹介する必要があるのがこのゲームの原点。ルーツはイギリスで発祥した同名のゲーム、Napoleon(略称: Nap)にあるのですが、僕が紹介するのは日本版のナポレオン。どちらも、Windows にも付いてくるトランプ・ゲーム『ハーツ』(Hearts)などに代表される『トリック・テイキング・ゲーム』(Trick Taking Game)の一種に分類されます。
名称:ナポレオン(日本版)
人数:
- GC田舎っ子流 簡易ルール - 4人
- 正規ルール - 5人
- スペキュレーション
- 切り札
- 表・裏ジャック
- ノートラ(オプショナル)
- セイム・ツー(オプショナル)
- よろめき(オプショナル)
- ジョーカー関連(オプショナル)
- 裏切り(オプショナル)
- 革命と凱旋(凱旋はオプショナル)
- オープンとクローズ時のルール(オプショナル)
正規ルールに関しては良く説明されたサイトがあるので、こちらもご参照下さい↓
ウィキペディア - ナポレオン (トランプ)
Rez de chaussee - トランプゲーム「ナポレオン」
北大奇術研究会 - ナポレオンマニュアル
ナポレオン - 簡易ルール(4人プレイ)
まずは僕が独自に考案した練習用の簡易ルールから。週末のプレイでは4人しかメンバーが居なかったし、みんなはじめてだったのでこのルールでプレイしました~。はじめは正規ルールだとちょっと難しいので、このルールでひとまず練習すると良いと思いますw勝利条件:
ジョーカーを抜かした52枚のカードを、各プレイヤーに13枚ずつ全て伏せて配ります。このカードで13ラウンドのトリックをプレイし、『ナポレオン軍』と『連合軍』とで回収した『絵札』(各スートの10、J、Q、K、A、合計20枚)の数を競います。トリックのプレイ方法に関しては後ほど詳しくご説明いたします。
ゲーム開始前 - 『ナポレオン立候補』と『副官任命』:
各自13枚のカードを受け取ったら、手札に自信のあるプレイヤーは『ナポレオン』に『立候補』できます。正規ルールではここでナポレオンになる権利を賭けた『競り』が行われるのですが、簡易ルールではもし複数人が立候補した場合、ジャンケンでもして適当に決めますw
次に、ナポレオンになった人は『副官』を任命します。その方法ですが、例えば「『ハートのA』を持っている人、副官です」といったふうに、カードを指定することでそのカードを持っている人が着任します。基本的にはナポレオン自身が持っていないカードの中で、最も強いカードを指定します。自分の持っているカードを指定して、1対3でプレイする事も可能ですが、正規ルールの様な『ポイント制』を設けていない場合は無意味ですので。ちなみに、副官に任命された人は、自分が副官であることを公表してはいけません。
このゲームの醍醐味は、いかに副官に任命された人が自分が副官である事を隠し通せるか?にあります!誰が副官であるかは、本人以外には分かりません。その為、ナポレンは自分を手助けしてくれる『内通者』を、連合軍側は自分達の中に居る『裏切り者』を探りながらゲームをプレイしていくという設定ですね。
例えば『ハートのA』をナポレンが副官に指名したとします。『ハートのA』を持っている人は、出来るだけゲーム後半までそのカードを使わないよう心がけ、実は自分はナポレオン側であるという事実を連合軍側に悟られないようにする必要があります。バレてしまえば、敵対されてしまいますからね。ここで注意点は、『スペードのA』の副官任命は禁止する事とします。この簡易ルールは正規ルールより少人数であるため、ゲーム中最強である『スペードのA』を副官にしてしまうとナポレオン側が強くなりすぎてしまうためです。
実際のプレイ - トリックテイク:
最初のラウンドはナポレオンの『リード』から始まり、時計回りにそれぞれカードを一枚、場に出していきます。全員分(この簡易ルールの場合は4枚ですね)が出揃った時点で一番強いカードを出した人が勝ちとなり、場に絵札がある場合はそれを『得点』として回収する事ができます。
カードの強さは、リードの人(最初のラウンドの場合はナポレオン)が出したカードのスートに依存します。例えばリードがハートを出した場合、残りの4人も必ずハートを出さなくてはいけません。場に出たハートのカードの中で最も数字の強いカード(A、K、Q、J、10、9、...、2の順)を出した人が、そのラウンドの勝者となります。もしハートを持っていなかった場合はそれ以外のスートのカードを出せるのですが、いくら大きな数字を出しても勝つことはできません。ただし『スペキュレーション』と呼ばれる『スペードのA』だけは例外で、そのラウンドのスートに関わらず、無条件で勝つ事ができます。
強さの順序(ラウンドのはじめのカードがハートだった場合の例)
= スペードA > ハートA > ハートK > ... ハート2 > その他のスートのカード
そのラウンドで勝ったプレイヤーにはリード権が与えられ、次のラウンドではその人から順にカードを出していきます。全13ラウンドが終了した時点で、回収した絵札の合計枚数が最も多かった陣営がそのゲームの勝者となります。
ナポレオン - 正規ルール(5人プレイ)
正規ルールは、ナポレオン軍と連合軍の人数比が2対3になるよう、5人プレイが王道とされています。前述のウィキペディアの記事などにも詳しくルールが載っているので、ここでは簡単にゲームの流れと色々なトリック・テイクのルールだけを説明します。ゲーム進行:
- ジョーカーを除いた52枚のカードのうち、50枚のカードを1人10枚ずつ配る。最後の2枚は残します。
- ナポレオンの『競り』を行います。時計回りで、自分がナポレオンになった場合ナポレオン軍が勝つ条件として約束できる『最低得点』と、『切り札』に指定するスートを提示していきます。前の人の条件を越えられない場合は『認証』という事で、『競り』から退場します。最終的に一番高い条件を提示した人が権利を競り落とします。『最低得点』の設定は11枚が最低で、枚数を多く約束した方が強いです。同じ枚数で競る場合は『切り札』をスペードに指定した場合が最も評価が高く、ハート > ダイア > クラブと続きます。(詳しくはウィキペディア参照)
- ナポレオンが決まったら、副官の任命。
- 副官任命後、ナポレオンは余っている2枚のカードを取り、計12枚になった手札の中から要らないカードを2枚捨てる事ができます。絵札も捨てられますが、ゲーム終了後に連合軍の得点になってしまうので無意味。
- 10ラウンドのトリック・テイクで絵札を集めます。
- 最終的にナポレオン軍が、ナポレオン立候補時に指定した『最低得点』と同じかそれ以上の絵札を集めていればナポレオン軍の勝利。集められなかった場合は連合軍の勝利。ただし、ナポレオン軍が20枚全てのカードを獲得してしまった場合、『革命』が起こりナポレオン軍の敗北となってしまいます。
- 勝敗・役・獲得したカード数・連合軍の人数に応じて、各自ポイントが加減されます。(詳しくはウィキペディア参照)
『スペードのA』はゲーム中で無敵のカードです。たとえリードのスートがスペードでなくても、どんな状況下でも勝つことができます。正式名称は『スペキュレーション』。
切り札:
『切り札』は、ナポレン立候補時に『最低勝利得点』と共に提示する事ができます。『切り札』に指定されたスートは、リードの出したスートの影響を受けなくなり、無条件で他のスートのカードよりも強くなります。
例えば『切り札』がハートに設定されていたとしましょう。リードがクラブのカードでラウンドをはじめ、残りの3人がクラブの中で最も高い数字である『クラブのA』を含むクラブのカードを出したとします。これに対してもし最後の5人目がクラブのカードを持っておらず、代わりに『ハートの2』を出した場合、数字では最も小さいのですが『切り札』に指定されている為、5人目のプレイヤーの勝ちとなります。ただし、『スペードのA』には勝てません。もし『切り札』が場に2枚以上出ている場合、その中で最も強い数字のカードの勝ちとなります。
ですので、『競り』で『切り札』を選ぶ際は、自分が最も多く強い手札を所持しているスートを選ぶのが一般的です。
表ジャック:
『表ジャック』とは、『切り札』に指定されているスートの『J』の事です。このカードは同じ『切り札』の中でも数字の大きいA・K・Qよりも強くなります。
例えばハートが『切り札』に指定されていて、場にハートの中で最も強い『ハートのA』が出ている場合。ここで、『表ジャック』である『ハートのJ』を出せば、その人の勝ちとなります。
ですので、『競り』で『切り札』を選ぶ際は、そのスートの『J』を所持しているかも考慮すると良いでしょう。
裏ジャック:
『裏ジャック』とは、『切り札』に指定されているスートと同じ色の『J』の事です。このカードは『表ジャック』の次に強いカードとなります。
例えばハートが『切り札』に指定されていてる場合、『表ジャック』が『ハートのJ』であるのに対して『裏ジャック』は同じ赤色の『ダイアのJ』となります。この例ですと、『ダイアのJ』は『ハートのJ』以外の全てのハートのカードよりも強くなります。
ですので、『競り』で『切り札』を選ぶ際は、同じ色のスートの『J』を所持しているかも考慮すると良いでしょう。
ノートラ:
『競り』の際に『切り札』を指定しない事です。評価としては、『切り札』を指定した場合よりも低くなります。スペード > ハート > ダイア > クラブ > ノートラ という順になるという事です。
また、『ノートラ』の場合は『切り札』のスートがないので、『表・裏ジャック』は存在しない事になります。
セイムツー:
『セイムツー』とは、場に出ているカードが全てリードと同じスートである場合に限り、『2』が『スペードのA』と『表・裏ジャック』の次に強くなるというルールです。
例えば場に出たカードが全てハートでその中に『ハートの2』があれば、『表・裏』ジャックが含まれていない限り、その人の勝ちとなります。逆に、一枚でも他のスートのカードが混ざっているとセイムツーは適用されず、スート中最弱のカードと言う通常の扱いになります。
ですので、『2』のカードは全員が全てのスートのカードを所持している確率の高い、ゲーム序盤で使用されるケースが多いです。
よろめき:
『スペードのA』と『ハートのQ』が同時に場に出た場合、『ハートのQ』の勝ちとなります。
よろめき返し:
『スペードのA』と『ハートのQ』に加え、『ハートのK』が同時に場に出た場合は『ハートのK』の勝ちとなります。
よろめき返し・返し:
『スペードのA』と『ハートのQ』、『ハートのK』に加えて、『ハートのA』が同時に場に出た場合は『ハートのA』の勝ちとなります。
ジョーカー:
『ジョーカー』を入れてプレイする場合、ナポレオンが交換可能なカードの枚数が追加したジョーカー分だけ増ます。『ジョーカー』のトリックプレイに関するルールはいくつかあります↓
- 準スペキュレーション:『ジョーカー』は常に、『スペードのA』の次に強い。
- リード時のみ準スペキュレーション:『ジョーカー』はリードで出した場合のみ、『スペードのA』の次に強い。ただし、リードでない場合は最弱。
- 切り札請求:『ジョーカー』がリードで出された場合、他の4人は持っている『切り札』を出さなくてはならない。ただし、『ジョーカー』そのものは最弱カードとみなされる。『切り札』を無駄遣いさせたい場合に使う。
- スート請求:『ジョーカー』をリードで出す場合、他の4人はリードの人が指定したスート(『切り札』も含め)のカードを出さなくてはならない。ただし、『ジョーカー』そのものは最弱カードとみなされる。特定のスートのカードを無駄遣いさせたい場合に使う。
ジョーカー請求:
『クラブの3』をリードした場合、『ジョーカー』を持っている人は必ずジョーカーを出す必要があります。
裏切り:
副官は『クラブの10』を出す際に、『裏切り』を宣言する事で連合軍側になれます。副官の人がナポレオンの人を蹴落としたい時など、特に有効です。
ナポレオンによる裏切り:
ナポレオンは『クラブの10』と全ての『ジョーカー』を持っている場合、それらのカードを出してしまう前に公表して『裏切り』を宣言すれば、連合軍側になれます。この場合、ナポレオン軍は副官のみとなり、まず敗北に追い込まれます。ナポレオンが確実に勝ち点を上げたい時などに有効です。・・・もしくは無差別な嫌がらせ。
革命と凱旋:
ナポレオン軍が20枚全ての絵札を入手してしまうと、『革命』が起こりナポレオン軍の敗北となります。ただし、『競り』の際に『最低得点』を20点にした場合のみ『革命』は起こらず、ナポレオン軍の勝利となります。
オープン・リード時の切り札禁止:
オープン・リード(ナポレオンがリードをする、はじめのラウンド)のみは、『切り札』でリードすることができません。このルールが適用されている場合、手札が全て同じスートだった人はナポレオンに立候補する際、そのスートを『切り札』に指定してはいけません。また、カード交換の際も『切り札』一色にならないようにする必要があります。
オープン・リード時のセイムツー無効:
オープン・リード(ナポレオンがリードをする、はじめのラウンド)時のみは、『セイムツー』のルールが無効となります。
オープン/クローズ時の役札無効:
はじめのラウンド(オープン)と最後のラウンド(クローズ)の場では、『役札』の特別効果が無効となります。『役札』とは『スペキュレーション』と『表・裏ジャック』の事です。つまり、『スペキュレーション』はただの『スペードのA』に、『表・裏ジャック』はそれぞれのスートのただの『J』に成り下がるというわけです。
・・・とまあ、こんなカンジのゲームなわけですw
ゲーム中、お互いに熾烈な騙し合いを仕掛け合います。自分は副官でもないのに、ナポレオンの人にさりげなく合図を送ってみたり・・・。同じ陣営だと思っていた人が実際に仲間だった場合は、手を取り合って大喜び。しかし、騙されていた場合は掴み掛からんばかりの修羅場が展開します・・・(^^;)
プレイの戦略ももちろんですが、演技力がかなりモノを言う、とても嫌らしいゲームなんですよねー。 特に副官・ナポレオンの裏切りルールを適用した場合などは、酷いいがみ合いになります(笑)あ、ちなみに教え主の僕は惨敗しました・・・だってみんな怖いんだもん(><;)
ご興味のある方は、是非、試しに遊んでみて下さい。中毒症状を起こす事、請け合いです☆
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コメント
熱くなりそうですね~
トランプ・・・
そういえば、トランプなんていつからしていないんだろう・・。
その前に持ってなかったわ。
勿論そんなゲーム知る由もなく、
プリシラさん同様、ルールも覚えられそうにないわ。
だめだ、こりゃ・・・。
相当の頭脳戦ね。
なになに、惨敗したの?
でもやりだすと面白そうね。
☆
その前に持ってなかったわ。
勿論そんなゲーム知る由もなく、
プリシラさん同様、ルールも覚えられそうにないわ。
だめだ、こりゃ・・・。
相当の頭脳戦ね。
なになに、惨敗したの?
でもやりだすと面白そうね。
☆
文字で説明は無理ですねー(^^;)
プリシラさん、チェリーさん、
僕も書き終わって思いました、
実物見ながら説明しないと、多分解らないよな、と(笑)
大人になると中々トランプなんてする機会ないんですよねー。
僕自身も、一年ぶりくらいにやりました(^^;)
いくつになっても、やり始めると熱中しちゃうもんですよ~(><;)
僕も書き終わって思いました、
実物見ながら説明しないと、多分解らないよな、と(笑)
大人になると中々トランプなんてする機会ないんですよねー。
僕自身も、一年ぶりくらいにやりました(^^;)
いくつになっても、やり始めると熱中しちゃうもんですよ~(><;)
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それより トランプする友達がいないことに気づいたのがもっとショックかも(笑)