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広いオーストラリア!不動産はお買い頃?
2008/01/10
シェアブログ1732に投稿済みの記事です☆
とっても広いオーストラリア。じゃあ、オーストラリアって家賃とか安いんだ!
NOOO!!!
・・・とんでもないです。
シドニー・オリンピックが開催された2000年ごろから、オーストラリアの経済は急成長。
ベビー・ブーム到来!
建築ブーム到来!!
不動産バブルも到来!!!
2000年から今年までの間に、主要都市周辺の土地は2倍以上に値上がり。良い例を挙げると、うち(注:けっこー田舎)から車で10分ほどの地区で老後生活を送っていた老夫婦。定年退職した時に$200,000(約2千万円)で購入した土地が、住宅開発に引っ掛かってあっという間に$2,000,000(約2億円)に値上がり。なんて話も聞きました。
10倍になって、おじぃちゃんもおばあちゃんも、ウハウハです。
しかし、上がるのは資産価値だけじゃありませんよね・・・
これは月曜(1月9日)に、ABC(Australia Broadcasting Station:オーストラリア放送局)が、オーストラリアの4大銀行の一つ、ANZ(Australia New Zealand Bank:オーストラリア・ニュージーランド銀行)に関して掲載した記事を簡単に要訳してみました↓
ANZ、金利引き上げに対する姿勢崩さず
スワン氏(Wayne Swan:連邦大蔵大臣)は、0.2%もの住宅ローン引き上げは過剰であると指摘。それに対してANZのスポークスマン、ポール・エドワード氏はABCのPMプログラム(環境問題から政治まで取り扱っているラジオ番組)に「全国的な預金に対する利息の引き上げ競争の中、我が銀行も行動を起こさざるを得ない」と主張。
ANZポール氏 「Qantas(オーストラリアの大手航空会社。日本でいうJAL。)が石油の値段が上がったんで、サーチャージの値上げをしたでしょ?うちだって預金者に高い利息を払わないといけなくなったら、(お金を借りる)お客様にも多少は荷を背負ってもらわないと。どれだけ肩代わりして貰うかは、状況に応じて自社が決めることです。・・・(以下略)」
大蔵省スワン氏 「私の元に集められた全ての情報を検討した上で、今回のANZによる住宅ローンの金利引き上げは過剰だと断定できます。私はANZの全ての顧客の方々に、(金融業会は)競争の激しいマーケットですから、気に入らなかったら代えはいくらでもあるって勧め続けますよ。しかし皆さん、今は我慢の時ですね。銀行も、大手企業も、労働組合も、連邦政府自体もね。」
・・・(以下略)
2008-Jan-08, ABC News - "ANZ defends rates rise" より
現在のANZ銀行の住宅ローンのパンフレットを見てみたところ、金利は8%前後だそうです。
ちなみに下のグラフはABS(Australian Bureau of Statistics:オーストラリア統計局)のデータを元に、住宅の価格と平均所得の推移をエクセルに起こしてみたものです。

昔は4年分足らずの所得で購入できたマイ・ホームも、20年後の2006年にはローンの返済に倍の時間がかかってしまうといった状態。『家族のために一城を!』と考えているお父さんは、諦めて貸家住まいをするしかありません。

でも、もっと大変なのは『土地は上がる!』と言って、お金も無いのに無理して家を買っちゃった人達。これ、若い新婚のご夫婦に多いそうです・・・。高い不動産で一儲けしたい!でも、銀行がお金を貸してくれない・・・そこでノリノリ若旦那、今話題のいわゆるサブ・プライム・モーゲッジ・ローンに飛びついて・・・ ・・・ 結果、金利引き上げで月々の返済が出来なくなり、おうちはローンの担保で持ってかれてしまう始末・・・。
そして、上がるものは下がるのが原則。まさに盛者必衰の理。それでもバブルの恐さを経験したことの無いオーストラリアの一般市民は、不動産は下がらないと信じ込んでいて、危機意識は軽薄。
とりあえず、僕が不動産を持つような歳になるまでには、バブルも高金利もなくなってると良いですね〜・・・。
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とっても広いオーストラリア。じゃあ、オーストラリアって家賃とか安いんだ!
NOOO!!!
・・・とんでもないです。
シドニー・オリンピックが開催された2000年ごろから、オーストラリアの経済は急成長。
ベビー・ブーム到来!
建築ブーム到来!!
不動産バブルも到来!!!
2000年から今年までの間に、主要都市周辺の土地は2倍以上に値上がり。良い例を挙げると、うち(注:けっこー田舎)から車で10分ほどの地区で老後生活を送っていた老夫婦。定年退職した時に$200,000(約2千万円)で購入した土地が、住宅開発に引っ掛かってあっという間に$2,000,000(約2億円)に値上がり。なんて話も聞きました。
10倍になって、おじぃちゃんもおばあちゃんも、ウハウハです。
しかし、上がるのは資産価値だけじゃありませんよね・・・
これは月曜(1月9日)に、ABC(Australia Broadcasting Station:オーストラリア放送局)が、オーストラリアの4大銀行の一つ、ANZ(Australia New Zealand Bank:オーストラリア・ニュージーランド銀行)に関して掲載した記事を簡単に要訳してみました↓
ANZ、金利引き上げに対する姿勢崩さず
スワン氏(Wayne Swan:連邦大蔵大臣)は、0.2%もの住宅ローン引き上げは過剰であると指摘。それに対してANZのスポークスマン、ポール・エドワード氏はABCのPMプログラム(環境問題から政治まで取り扱っているラジオ番組)に「全国的な預金に対する利息の引き上げ競争の中、我が銀行も行動を起こさざるを得ない」と主張。
ANZポール氏 「Qantas(オーストラリアの大手航空会社。日本でいうJAL。)が石油の値段が上がったんで、サーチャージの値上げをしたでしょ?うちだって預金者に高い利息を払わないといけなくなったら、(お金を借りる)お客様にも多少は荷を背負ってもらわないと。どれだけ肩代わりして貰うかは、状況に応じて自社が決めることです。・・・(以下略)」
大蔵省スワン氏 「私の元に集められた全ての情報を検討した上で、今回のANZによる住宅ローンの金利引き上げは過剰だと断定できます。私はANZの全ての顧客の方々に、(金融業会は)競争の激しいマーケットですから、気に入らなかったら代えはいくらでもあるって勧め続けますよ。しかし皆さん、今は我慢の時ですね。銀行も、大手企業も、労働組合も、連邦政府自体もね。」
・・・(以下略)
2008-Jan-08, ABC News - "ANZ defends rates rise" より
現在のANZ銀行の住宅ローンのパンフレットを見てみたところ、金利は8%前後だそうです。
ちなみに下のグラフはABS(Australian Bureau of Statistics:オーストラリア統計局)のデータを元に、住宅の価格と平均所得の推移をエクセルに起こしてみたものです。

昔は4年分足らずの所得で購入できたマイ・ホームも、20年後の2006年にはローンの返済に倍の時間がかかってしまうといった状態。『家族のために一城を!』と考えているお父さんは、諦めて貸家住まいをするしかありません。

でも、もっと大変なのは『土地は上がる!』と言って、お金も無いのに無理して家を買っちゃった人達。これ、若い新婚のご夫婦に多いそうです・・・。高い不動産で一儲けしたい!でも、銀行がお金を貸してくれない・・・そこでノリノリ若旦那、今話題のいわゆるサブ・プライム・モーゲッジ・ローンに飛びついて・・・ ・・・ 結果、金利引き上げで月々の返済が出来なくなり、おうちはローンの担保で持ってかれてしまう始末・・・。
そして、上がるものは下がるのが原則。まさに盛者必衰の理。それでもバブルの恐さを経験したことの無いオーストラリアの一般市民は、不動産は下がらないと信じ込んでいて、危機意識は軽薄。
とりあえず、僕が不動産を持つような歳になるまでには、バブルも高金利もなくなってると良いですね〜・・・。
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コメント
No title
今の金利の高さと物価の上昇そして不動産価格の上昇はちょっとバブル気味。日本人はバブルを経験しているから慎重だけどオーストラリア人は??どうなるのでしょう?
けんさんこんにちは。
どうもお越しいただきありがとうございます(^^)
オーストラリアの不動産バブルの行く末に関しては、国内だけでも色々な観測が出ていますが、個々の国民はともかく政府はかなりヒステリックに反応しているようです。
日本やアメリカなどの不動産バブルを前例として見てきているので、色々な方法で国民に警告を促しているようですね。安直な方法ではありますが、金利の相次ぐ引き上げもその一環だそうです。
結果として、今年のクォーターの不動産の伸び率は過去十数年間で最低だったとか。都市部では既に地価の停滞が始まっているところも少なくないようですし。少し不動産バブルに関するオージーの認識も高くなっていると思います。
とりあえず、今のペースで緩やかに鎮火していくのであれば『暴落』って事はないと・・・願いたいですね(^^;)
オーストラリアの不動産バブルの行く末に関しては、国内だけでも色々な観測が出ていますが、個々の国民はともかく政府はかなりヒステリックに反応しているようです。
日本やアメリカなどの不動産バブルを前例として見てきているので、色々な方法で国民に警告を促しているようですね。安直な方法ではありますが、金利の相次ぐ引き上げもその一環だそうです。
結果として、今年のクォーターの不動産の伸び率は過去十数年間で最低だったとか。都市部では既に地価の停滞が始まっているところも少なくないようですし。少し不動産バブルに関するオージーの認識も高くなっていると思います。
とりあえず、今のペースで緩やかに鎮火していくのであれば『暴落』って事はないと・・・願いたいですね(^^;)
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