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オーストラリアの鉱山で彼女募集
オーストラリアはクイーンズランド州、ゴールドコーストよりも遥か北西に2000km、ケアンズから遠く西に位置するクイーンズランド随一の鉱山町マウント・アイザ(Mt. Isa)。
昨日、この町の市長が突拍子な発言を行い、現在注目を浴びている。
オーストラリアの天然資源ブームを支えるかなめこそ、クイーンズランドと西オーストラリアの二州。マウント・アイザもその重要拠点の一つです。この人口二万五千人の町ですが、近年では他の鉱山町の例に漏れず国中から高賃金目当ての労働者達が殺到しています。
どのくらい高賃金かというと、オーストラリア統計局(ABS)のデータを掲載紹介していた Britz in OZ というサイトによれば、2007年度の鉱業労働者の平均収入は週$1,861.40 - 月給で$8,000(およそ80万)近く!今オーストラリアで一番儲かる職業だそうです。
手っ取り早くマイホームを持ちたい若者たちにとっては夢の様なマウント・アイザ。しかしこの町には決定的な問題があるんだそうです。そう、女性人口の比率が非常に少ないんですよ。
そこでマウント・アイザの町長さんが行き着いた結論は・・・
オーストラリアの鉱山町、「ブサイクな女性たち、いらっしゃい」 - 2008-Aug-19, AFP
そう、鉱山を代表して全国に(ブスでも構わないからと)彼女募集宣言を行ったのでした〜!ってか、ホントにオーストラリアの田舎のおっちゃんってカンジの意見が笑えます(爆笑) 昨夜、仕事帰りに彼のトークをたまたまラジオで聞いていたんですが、思わず噴き出してしまい、交通事故になるところでした(汗)
ちなみにこれは全国放送のラジオ番組で、ジョン・モロニー(John Molony)町長が行った問題のスピーチのフレーズです↓
"『たで食う虫も好きずき』という言葉がある。歯がきれいな人、髪が美しく波打っている人、目がブルーやグリーンの人を魅力的と言うこともできるが、気だてや振る舞い、物腰など、そういうものこそが魅力を作り上げる。"
これ、僕が聞いてる限りじゃ、本人全くもって悪気なんか無いカンジでした。子供が「良い事おもいついちゃった〜!」ってはしゃいでるみたいな・・・(笑)
しかし・・・こんな屈辱を受けて女性達が黙っている筈はありません!この男性からしてみればちょっとした英雄的洒落を言ってみた町長も、女性にしてみればとんだ暴言も良いところ。特にマウント・アイザの女性陣が「あたしらをみんなブス呼ばわりしたね!」と大激怒・・・(^^;)
議員殿曰く、田舎者市長は国民の英雄
ボブ・カッター(Bob Katter)国会議員はマウント・アイザの町長、ジョン・モロニー氏を鉱山町の女性不足を取り上げた「国民的英雄」として熱烈に賞賛した。
しかし、モロニー町長の「美的不利を抱えた女性(beauty-disadvantaged woman)」はマウント・アイザに愛を求めるべきだと言う主張は、市民からは嫌悪され、抗議の槍玉に挙げられた。
新聞販売業者のラリー・フェリス(Larry Ferris)さんが語るところによると、今夜市役所前に集結してモロニー市長の辞職を請願する予定だとか。
「2人の女性が私のところへ来て、『あのバカを排除しなきゃならないわ』と言ってました。だから喜んで支持すると伝えましたよ。」フィリスさんは語る。「彼はカムーウィール(Camooweal:市長の出身地)から掃き出されたカウボーイですよ(田舎町のガキ大将みたいな意味合い)。」
カッター議員は市長を庇い、モロニー市長は男女人口比の問題に全国的な注目を集める事に貢献したと指摘している。
「町には明らかに女性が少な過ぎるのです。本当にここには女性が居ないんですよ。彼はこの問題を公の場に示した。そして彼の言い方には全国的宣伝力がある。」カッター議員は語った。
「彼はただ、マウント・アイザで女性をやるってのはとっても面白可笑しい事なんだと、人々に教えてあげただけです。もしそれで非難を浴びようとも、モロニーはビクともしませんよ。」
それどころか、カッター議員は「彼はますます町の人気者になるだろう」と予言した。「ここではみんなレッドネック(redneck:白人の田舎者という意味)なんですよ。それを恥ずかしがったりはしません、むしろ誇りにしてます。」彼は言った。
これに対してマウント・アイザの州議院ベティー・カーナン(Betty Kiernan)氏はモロニー市長の発言を拒否し、カッター議員のサポートに対して「彼ら二人は違う世界で暮らしてるんだわ」と批判した。
「私はモロニー市長に、どっかの学校へでも入って地域の代表としての責任がどういうものなのか、勉強してくるよう伝えました。例えば、エチケット学校なんかが良いかもしれないわね。」カーナン氏は語った。
彼女は、この発言は州北西の労働者不足を悪化するだけだと指摘した。
「そう言った発言は、我々の地域にどういった印象を与えるでしょうか?このご時世に公の人間がそう言った発言をするなんて、恐ろしい事ですわ。何時代に生きてるつもりなんでしょうか、彼は?」彼女は語った。
三月の地方選挙でモロニー市長と席を共にした、マウント・アイザの議員、ローレン・メリック(Lauren Merrick)氏も町のイメージを良くはしなかっただろうと言う。
「しかし彼が男女人口の差に関して言った事は正しいよ。町には家庭や配偶者を欲しがってる若い男達が沢山居る。」メリック氏は語った。
アナ・ブライ州首相も、先日モロニー市長の発言を議論の場に持ち出した。「美とは見る者の目による」と。
「マウント・アイザは男女人口比以外にも抱えている問題が多くある。」ブライ氏は語った。
「あそこはクイーンズランドの中でも最も素晴らしい地域の一つで、多くの人々が職やそのライフスタイルを求めてやってきます。そこで恋に落ちるのならば - それはそれで祝福してあげれば良い事です。」
2008-Aug-19, Courier Mail - "Redneck mayor a national hero, says MP" より
ぎゃははは〜〜〜・・・!(笑)
議員さん達が揃いも揃って、真面目に議論しちゃってるとこも笑えます(^^;) でも、僕も市長の発案は悪くないと思いますよ。ただ、「ブスの皆さん、マウント・アイザなら貴女もモテモテですよ〜」ってな宣伝方法が間違えだったんだと思います。まあ、それだからこそこれだけ脚光を浴びてるわけなんですがね。
ちなみに2006年の統計によると、マウント・アイザで暮らしている20歳から24歳の女性は819人で、町全体の人口が年々増えているのにも関わらず10年前の994人からあからさまに減っているそうです。人口二万五千人にの3%強しか適齢の女性がいないというのは、確かに競争率は過酷そうですね・・・。
おかげでマウント・アイザでは結婚詐欺やお見合いサービスを通してお金を失う男性の率が多く、先月も地方のお見合いサービス会社が消費者委員会によって摘発されたそうな。その被害者の中には、2万ドル(200万)ものお金をつぎ込んだ被害者もいたそうな。
そういえば以前プリシラさんのブログで、オーストラリアの都市部は逆に女性人口が多過ぎて、三十路独身女性人口が増えているという話がありました↓
Lost in Australia - オーストラリアの三十路女性 結婚はいかに - 2008, June, 16
なんでも、都市部の若い男性は積極的に海外などへ働きに出てしまう為、シドニーをはじめとする都市部では女性比が逆に高いとか。彼女達こそ思い切ってシティーライフを捨てて、田舎のお金持ちの男性の元へ駆けていってあげれば良いのになあ・・・。
お金があっても女が居ない、何やらちょっと同情してしまう、マウント・アイザからのニュースでした(^^;)
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コメント
でも、やっぱり・・・
意外に…
冗談はさておき こないだまで農家の独身男性が奥さん探しやってて これまでなかったくらいもててたので ここの人たちも同じようなキャンペーンやったらどうでしょう。意外と集まるんじゃないでしょうか?
とはいえ気になるのは Mt. Isaはよそより公害が進んでるとかでなにか化学物質が危険な量発見されてるとか?なので 真剣に子供作って住みたい人にはちょっとつらいかもしれませんね。
私の記事 ご紹介いただきありがとうございました!
レッドネックといえば。。。
でも、この記事にある「レッドネックを誇りに思うべき」には笑っちゃいました。
そして、読み進むに連れて、そういえばと思い出したことが。。。
Mt Isaに今でも住んでるのかな、彼女。彼女の話を聞いたのはマイニングブーム以前ですが、ブリスベン在住の方々が素敵な靴を物色していたとき、私が「ボーエンではこんないい靴はいていくところがない」って言ったら、「Mt Isaでは靴を履かない」。そして、彼女のご主人はエスキーを横においてテレビを見る。そして1日で1カートンあけちゃうそうです。
オージーらしいですわな〜
久々の記事です〜。
コメント一番乗り、ありがとうございます(><w)
最近は忙しくてコメントも残せずにすみません。
ほんと、政治かも教職者も、日本風に言うところの「常識がない!」
ってなカンジですよね(^^;) ちょっと考えれば分かるのに〜。
ちなみにおっちゃんが既婚かどうかは情報がなかったですねえ。
居たら、今頃かみさんに殺されてる?(笑)
ちなみに労働賃金は「鉱業業界」って事で、エンジニアさん達も含まれるそうで。
年収10万ドルとか貰えるらしいから、僕も真面目に1年くらい行こうかと・・・(^^;)
でも、皆さんのご指摘どおり、本当に環境悪いらしいんですよね(−−;)
大体持って、ビーチ育ちが山奥で暮らせるでしょうかね・・・?
東京砂漠ですら半年で音を上げたのに・・・本物の荒野なんて(悩)
アイザの公害のニュース、ありましたね
こちらこそトラックバック打たせてもらいました〜☆
そういえば数ヶ月前騒がれてましたよね、
アイザの子供の有害物質の数値が高すぎるとか・・・。
そうっすね、キャンペーンやって奥さん見つけたら、
アイザからおさらばしてケアンズかGC辺り来ても良いか?
その穴埋めは・・・ワーホリさんにやって貰いましょうか!?
ワーホリさんで月給70~80万とか夢のまた夢ですしね!
と、思ったんですが、試しに応募した友人曰く、
ワーホリだと関係者の紹介が無いからダメと断られたそうな・・・。
結局、打つ手無しなのかな(^^;)
生活環境だけじゃないんですね・・・!
問題は生活環境だけじゃなかったか、アイザ男っ!(><;)
もしかすると、この市長もその類・・・?
それにしても、エスキーいっぱいのビールを1日でってのはすごいな(-0-;)
まあ、お酒しか楽しみがないんだろうけど・・・
スポーツでもすれば良いのに!
ガタイ良いんだからフットボールとか(><;)
承認待ちコメント
リンクさせていただきました
ありがとうございます(><)
無責任ながら時間の無い中、即席で書いた記事なのに、
ごひいきいただき恐縮です〜!
そちらの記事も読ませてもらいました。
本当に英語の言葉遊びって面白いですよね(笑)
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でも若い女性は、いくらリッチな男性でもそんな辺鄙なところで暮らしたいと思う人は多くないでしょうね。若くなくても私だって嫌だもん。
今後のその鉱山の町の動向、気になります。
市長さん、その発言はまずかったね。(女性の気持ちを逆なでしちゃったもの)
ひょっとして市長さんもシングルとか・・・?
日本の政治家のように、本音と建前を使い分ければ、ここまでパッシングはなかったのにね。思ったことを口にしちゃう素直さがオージーのいいところでもあるんだけど。
面白いニュース有難う。☆